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2022年度高専祭が開催間近!!

皆さん!!!!こんにちは。お久しぶりです。Jinです。

今日は、11月4日。ついに、このブログの運営である私Jinが全力で取り組んだ様々な展示品が展示されます、奈良高専祭のオンライン開催が明日に迫りました。

昨年は高専祭の情報が早くに出ていたため、全体の告知を事前にすることが出来ましたが本年は残念ながら詳しい内容は前日の今になっても知らされていません。

しかし!私が担当した電気科展のパワーアップした展示すべては既に公開しており、これについての解説をご紹介していこうと思います!

本年製作した展示品は、JLCPCBの基板提供によって実現したものもあります。あわせてご覧くださいませ。

電気工学科展特設HP

さて皆さん、大変長らくお待たせいたしました。本年の奈良高専祭電気科展、電気技術研究会同好会メンバーとともに作り上げた科展特設HPのリンクは、こちらになります。
https://sites.google.com/view/denki-katen/

LineUpで学科紹介と展示品ダイジェスト動画を掲載、その下を見てもらいますと本年製作した6つの企画についての簡単な解説を掲載しています。

昨年までの方針では、展示品は詳細な説明をするためにページを分けて展示しておりました。しかし毎回のロードに時間がかかり、また多くの展示品のページを除くには面倒な遷移を行わなければいけない…

そういった課題がありました。そのため本年は大幅に方針を変更し、1ページにまとめる手法を取りました。また展示品は一つ一つ動画で紹介するとみるのが面倒…となりますので、Gifにてこれを解決。

過去の展示品は例年通り画像のカルーセルを使用していますが、折り畳み式のテキストボックスで展示品解説が見やすくまとめております。その下にあるMakingでは、実現に至るまでの過程をご紹介しております!

このHP一つでもそれだけの改善点を施し、昨年を大幅に超えた見やすさと分かりやすさを両立しました!

展示品ダイジェスト動画

次に、作成した動画について、ご紹介いたします。

例年では展示品の紹介をする動画を一本一本、また動画には展示品の紹介をテロップで入れていたのですが、これを全てHPに任せる形にして動画は一本化。テロップは展示品タイトルを入れるのみのシンプルな構成に変更しました。

また多彩なアニメーション、テキストのエフェクトなどCanvaというフリーのウェブアプリケーションを使用することで実現。例年よりさらにパワーアップし、見やすくなった展示動画がご覧いただけます。

本年の展示紹介

今年改善されたのは展示としてのツールである動画やサイトだけではありません。展示品自体もよりパワーアップしたものをご用意しておりますので、こちらすべてを詳しく紹介させていただきます。

ニキシー管時計

ニキシー管や時計についての詳細はこちらに掲載しております。設計や製作に至るまでのあれこれもご紹介させていただいておりますので、是非ご覧ください!

ニキシー管はグロー放電という仕組みを利用した放電管であり、昔の電卓の表示器などに使用されていました。時計は汎用ロジックICでくみ上げ、発振回路から得た1Hzの周波数をカウントし、表示機に送っています。

またグロー放電には高い電圧が必要なため、電源回路で12Vから180Vまで昇圧させてニキシー管を点灯させています。

展示動画には間に合わなかったのですが、この後筐体を製作しました。同校生は11月6日に開催される文化発表会のオフライン展示にて実物をご覧いただけるかと思います。

ミニレーダー

超音波センサを用いて前方の障害物を検知し、その距離をマイコンが処理。データをPCに送信した後、PC側のソフトウェアでそれを描画します。

これで1度分の処理となり、これをサーボモータで180度回転させることによって、レーダーとして実現をしています。

ゲーミングリレー電卓

こちらの展示品についても、詳細な解説はこちらに掲載しております。

初期のコンピュータを再現したリレー電卓では、リレーという電磁スイッチを用いて計算をしていました。このスイッチは有接点のスイッチであり、部屋の照明のスイッチと同じように「カチッ」と音が鳴ります。

今の電卓やコンピュータではトランジスタという半導体が使われており、接点は無接点式です。しかし動く仕組み自体この電卓とほとんど変わりありません。

このリレー電卓は2019年に倉庫に眠っていたものを配線を組み替えて改良しました。そして本年、LEDによる装飾や、自作キーボードによってよりゲーミングな仕様にパワーアップしております!

またこの「カチッ」という音を連続させて音楽を奏でる展示品も展示しております。こちらもまたブログに掲載予定ですので、是非ご期待くださいね!

Matrixアニメ

LED Matrixというのは電光掲示板のことで、電車の案内板などに使用されているのと同じものです。この企画では、マイコンで光らせるデータを処理し、綺麗なアニメーションを実現しています。

このアニメーションのデータはエクセルのセルを塗りつぶして製作しています。エクセルの塗りつぶした座標をバイナリの配列に変換し、データとして出力したものをプログラムに取り込んで、マイコンが処理しています。

LED Matrixは2018年に高専に入って初めて製作した最初の展示品であり、それをリメイクしパワーアップさせたものとして今回再び展示しています。原点に戻り、より自分の成長を感じることが出来ました。

高専人生については少しこちらで紹介させていただいておりますので、併せてご覧ください。

次年度はアニメーションをアプリによる制御に変更し、より汎用性を増して人が制御しやすいものを実現しようと考えております。来年度もご期待ください!

キャラクタVFD

蛍光表示管は陰極から放出された電子が陽極の蛍光体に衝突して発光しています。こちらのキャラクタVFDはマイコンとのUART通信で簡単に制御できるようになっているようですので、皆さんも試してみてはいかがでしょうか?

他の展示についても少しご紹介

今は他の展示や、メインの高専祭についても非常に情報が少なく、広報が非常に困難となっておりますこと、お詫び申し上げるとともに現段階で公開されている情報から、一つご紹介させていただきます。

こちらは機械研究会さんによる展示動画です!ジオラマの製作風景やHO車両の製作風景などが楽しめます。ぜひご覧ください!

更なる高みへ

さて本年はこれほどまでと展示を代表した私も驚くほどのパワーアップを、いろんな人、同好会の仲間の協力の上成し遂げました。しかし、これはほんの一歩の前進に過ぎません。

私はあっと驚く展示を目指して毎年展示をしています。科展特設サイトや、各展示の分野分け(光る!描く!奏でる!など)、更に展示品自体の品質の向上などをアイディアで勝負し、より良い展示を実現してきました。

そして私が次に目を付けたのは、展示品同士繋がってコミュニケーションをとる「展示システム」です。これによって展示品が魅せる、アミューズメントなパフォーマンスの展示が実現できると強く思っております。

今後とも電気科展、電気技術研究会、そしてこのJinProductionを応援していただけると幸いでございます。そしてご提供いただいているJLCPCBの方もチェックしてみてくださいね!

それではまた!GoodBye!

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