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神経科学の祭典”Neuro2022”に参加してきました

皆さんこんにちは、Jinです。

本日は神経科学学会のイベントに参加してきましたので、その感想をまとめることにします。

参加してきたのは沖縄で開催されたNeuro2022というイベントです。こちらから詳細を確認できます。

皆さんいかがおすごしでしょうか。最近は暑さも増してきましたけどお体にはお気をつけて生活してください。

しばらく記事の準備に時間がかかってしまい、1か月ぶりの更新となってしまいましたことお詫び申し上げます。

全ての道は神経科学に通ず

まず、見てきた感想第一に感じたことは「全ての道は神経科学に通ず」です。

神経科学と一概に言ってもかなり幅広い分野があります。

神経細胞の膜電位などの物理的な性質を扱う神経科学に始まりその神経細胞がつくるネットワークを解析し再現する神経回路、神経細胞を分子的な視点で見る分子生物学的な学問である神経化学などです。

神経の伝達物質が人体のあらゆる機能の調節を行っており、近年流行している新型コロナウイルスの薬に関する話も出てきました。薬学がこの分野と直接繋がっているというのは正直驚きでした。

また工学では生体を模倣した技術によって問題解決するプロセスが注目されており、AIをはじめとするニューラルネットワーク関連の技術もそういった動きであるとみられます。

今回のイベントはやはりそこに重きを置いたものが多く、そこから発展したロボティクスの興味深い話も聞くことができました。

このように、理学や工学などの様々な学問が神経科学に通じていることが感じられました。

これまでの観点だと、理学と工学というのは切り離された別世界の物と感じることが多かったですが、このイベントではその接続こそ重要なのだと感じられることができたのです。そしてその中心的な部分に神経科学という学問が位置しているということです。

英語力が必須

一部の講演を除き、ほとんどの講演が英語での発表となっておりました。

そこでやはりこの理系の世界にも英語力は絶対に必須であると痛感しました。

日本人の演者でも英語で話しており、スライドや質問まですべてが英語なのです。しかしこれが世界なのです。皆さん、英語は頑張って勉強しましょう。

学会とお出かけはセットである

今回参加した学会は初めてだったので少し緊張していたのですが、案外力を抜いて気楽に話を聞けば良いということが分かりました。

そして何より、みっちりとした講演であっても上手に時間を作ればお出かけが出来ます。今回は2日しか参加していなかったのですが半分の時間をお出かけに費やすことが出来ました。

4日間あるのでフルで沖縄にきていればもっと観光することも出来たかなと思います。

当然ながら毎年同じところでやるわけではないので、毎年毎年いろんな都道府県を旅できると考えると普段インドアな人でもお出かけをする非常に良い機会となるのでは?と思いました。

さいごに

さて、この夏様々な新しいことに挑戦しており、今回はそのひとつとなりました。沖縄に行くのも初めてだし、飛行機に乗るのも初めてだし、学会に参加することも初めてなので。

いろんな新しいことを体験して帰って来るといつも通りに退屈してうずうずしてしまい、また”新しいこと”を体験したくなり走り続けることができます。

しかし皆さんやはり何から新しいことを始めるか難しいところではあると思います。どうでしょう、このように興味のある「学会」に参加してみては?

いかがだったでしょうか。新しい世界はそこらへんに転がっており、あなたをいつでも待っています。怖がらずに飛び込んでみましょう!それではまた、GoodBye!!

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