大阪関西万博2025

予約チキンレースに勝ち抜こう!
大阪・関西万博のチケット予約心得

皆さんこんにちは。Jinです。

前回の記事で、万博レポートとして、外観をたくさん紹介させていただきました。内容編は今後リリースする予定なので、しばらくお待ちください。

さて、私は6月に万博への参加を予定しており、今絶賛予約チキンレースをしている真っ最中です。

そこで、内容編に移る前に少し、大阪関西万博でよりたくさんのパビリオンを回って楽しむための、予約チキンレースを勝ち抜くためのTipsをいくつかご紹介させていただきたいと思います。

万博の予約システムの基本から説明していきますので、万博への参加を予定されている皆さんをはじめとして、これを機に参加の予定がない人でも、行きたいと思ってもらえればなと思います。

大阪関西万博の予約システム「チキンレース」

2025年の大阪関西万博では、「並ばない」万博を目指しているといわれていますが、これ少し誤解される方も多いと思います。厳密には、「並ばない」ではなく並ぶ時間が少ない」という解釈になります。

予約システムはそのためのもので、予約をすれば並ぶ時間を減らせます。なお、予約しか入れないパビリオンも存在します。しかし、一日にすべてのパビリオンを予約できるわけではありません。ここでまず一つ目に重要なのは、「時間の使い方」となります。

例えば予約しなくても並べばはいれるパビリオンと、予約でなければ入れないパビリオンがあります。予約できる枠は限られているので、後者の予約をし、前者は時間をかけて並ぶことで、効率よくパビリオンを回ることができますね!これが、並ばない万博の、第一のポイントです。

もちろん、予約しなくても入れるパビリオンであっても、並ぶのが嫌であれば予約をすることができますし、その場合の予約の競争率はもちろん低くなります。これは、二つ目に重要となる、「空き枠の使い方」で、並ばない万博の、第二のポイントとなります。

当日以外の事前予約は2か月前抽選7日前抽選空き枠先着がありますが、どの枠も1枠しか満たすことができませんし、抽選の希望は第五までしか選べませんので、その中のすべてが落選した場合、当然ながら0となってしまいます。

第二のポイントである空き枠の使い方をうまく設定すると、予約枠を効率よく使用することができますよね?すなわちここで、空き枠を優先するか時間を優先するかのトレードオフが発生します。整理すると、以下のようになります。

優先順位メリットデメリット
空き枠を優先した場合予約の競争率が低く事前予約を取りやすい一度に回れるパビリオンの数は減る(予約のみのパビリオンを避けた場合)
時間を優先した場合一度に回れるパビリオンの数が増える競争率の高い事前予約に勝ち抜く必要がある

さて、ここでは大まかに2つのポイントを上げました。ここで、このトレードオフを最小にする要件を考えてみましょう。即ち、たくさんのパビリオンを、低い競争率で回る方法です。これを考えたとき、第三のポイントである「時間帯を予測する」が重要になります。

日時の予約について考えてみましょう。まず、入場は9時、10時など1時間ごとに一定人数しか入れません。一番早い時間に入れたとすると、10時の人は9時の枠には予約できないことになります。

予約は時間帯が命です。即ち、早い時間帯や、遠方の方や家族連れが帰り始める遅い時間帯は、一日の中でも競争率の低い枠になります。ここを狙います。また、予約枠は一時間後に空き枠がある場合に、繰り下げで当選される確率も高いことから、各抽選回の枠をすべて1つのパビリオン、違う時間帯に設定することが重要です。

この第一~第三のポイントを満たすためには、「予約制のものの、競争率の低い枠を狙って抽選に挑む」のが最適解になります。また、そのためには周りの人に合わせないように行動する必要さえあります。

もちろん、第一や第二のポイントで、各自好きな価値観に従って予約するといいです。予約制のものの競争率の低い時間帯であっても、予約なしで入れるパビリオンの予約枠よりかは競争率は高くなりますので。これは、あくまでトレードオフを最小に満たすための解であることに注意が必要です。

また、遠方からの参加で時間をできる限り伸ばしたい方は、以下の夜行バスをお勧めします。閉幕まで残ることが出来、料金も安くなるので一石二鳥な夜行バスです。

2か月前抽選

2か月前抽選では、万博来場日の3か月前~2か月前に抽選の受付がされ、2か月前に抽選結果が発表される枠で、5枠希望を設定することができます。

2か月前抽選は、普通に考えて競争率を下げられる生命線です。なぜかを教えましょう。

まず、夏パスや通期パスのような連続で行けるチケットには、予約枠はそれぞれ2つと4つしかついていません。2か月前抽選は2か月前に予約をしないといけないので、それら通期パスの人にとっては痛手で、残りの数枠を2か月前から取っておくことは、彼らにとっては難しいと考えて良いでしょう。

そのため、2か月前抽選は比較的競争率が高いものに挑戦するとよいかもしれませんが、これはあくまで一般論的に考えて導き出した結果です。当然、一日券や平日券などを併用して抽選される方もいるわけです。ならば2か月前抽選の最適解は何か。

それは、平日の人が少ない時間帯です。これに尽きると思います。それはおそらく入場制限のかかる午前9時~11時ごろ、または夜間券が入場できる直前の夕方15時~16時ごろになるでしょう。

その時間帯に狙って2か月前抽選をすると、予約枠を取りやすいと、上記の理由にて個人的に思っています。より良い方法がある人がいれば、ぜひコメント等で教えてください。

ちなみに万博の統計では、火曜日に人が少なくなりがちのようです。曜日によれば休日より平日のほうが人が増えることもありますので、万博HPのお知らせに定期的にあがる万博の統計情報を見ながら、厳密に予測を立ててみてください。
5月26日時点の来場者数(一週間分)

2か月前抽選ではその日に狙って競争率の高い予約を取ってみるとよいかもしれませんが、私個人的にまだその時間帯を狙ったことがありませんので、あくまで理論上のものだと考えてください。

7日前抽選

7日前抽選とは、来場日の1か月前~1週間前に抽選の受付がされ、1週間前に抽選結果が発表される枠のことで、2か月抽選と同じく5枠の希望を設定できます。

7日前抽選となってくると、かなり競争率が上がってきます。通期パスなどでたくさんの予約が行われるからです。しかし、2か月前抽選と同じような方法で狙うしかありません。もし2か月前抽選が勝ち抜けた場合は、あえて7日前抽選で先述の予約制ではないパビリオンを狙う手もありだと思います。

こうすることで、先述の第一のポイントと第二のポイントが満たせる予約となります。しかしこの方法は2か月前抽選で勝ち抜くことが前提となるため、なかなか厳しいでしょう。

予約枠は2か月前抽選と同じような時間帯で、同じパビリオン別の時間帯を複数選択するとよいと思われます。

空き枠先着予約

さて、続いては空き枠先着予約です。これはチキンレースの醍醐味でしょう。空き枠先着予約とは、参加日の3日前~1日前に事前予約を先着順で行えるシステムで、夜中のサーバーダウンを引き起こす要因となります。

サーバーダウンでは、以下のように先着で案内されます。これは、Webのシステムでセッションに基づく管理がなされていることが示唆されています。

セッションとは1ブラウザに保存される情報で、これを万博の予約システムでは1人とカウントし、一度にたくさんのセッションが来た場合は閲覧制限をかけます。そして閲覧できたとしても、数十分~1時間ほど後には叩き出されます。

複数のブラウザでアクセスした場合や、端末を分けることでたくさんのセッションを起こすことが可能ですが、それをする必要はあまりないでしょう。

ここで、ログインの話をしておきましょう。ログインもセッションで管理され、指定時間以上経てば再ログインさせられます。このあたりの時間は正確に計測していませんが、おそらく1時間ほどは持続されると考えてよいでしょう。

先着予約は、3日前の午前0時に始まりますが、午前0時にログインしても叩き出されます。そのため、最低でも午後23時、できれば22時45分頃からログインしておくと、最適な時間で予約レースのスタート地点に立つことができます。

私は空き枠先着予約に勝ったことはなく、こちらもあくまで現時点では理論上のものだということはご理解ください。

当日予約

万博当日に、効率よく回るためのミソになる予約システムの根幹といっていいでしょう。当日予約は、参加日当日に空いている枠に対して1枠だけ先着で予約を設定することができるシステムです。

当日は、どれだけ多くの当日予約が取れるかで話が変わってきます。当日予約の競争率はかなり高いため、第二のポイントである競争率の低いパビリオンを優先しましょう。というか競争率の低いパビリオンしかほとんどとれないと思います。

そして問題は時間帯です。1枠が取れますが、時間の早いパビリオンがねらい目で、一度パビリオンでQRを読み取ってもらうと次の予約を即座に行うことが出来るため、これの繰り返しで、例えば海外パビリオンでの並んでいる最中に夢中になって当日予約を取りに行けば、非常に効率的ですね。

各予約は、時間より早めに行っても入れることがほとんどです。10分ほど早めに行動しましょう。そうすることが、より多くのパビリオンを回ることに繋がります。

参考までに、私は開幕券で、画像のように複数枠を取っています。ハンガリーパビリオンでの読み取り後、待ち時間でEarthMartを予約しました。最初のパビリオン予約は、開幕日ということもあり早い時間がなかなか取れず、このようになりました。

さらに、多くのパビリオンの当日予約で、最適解「ガンダム式」が採用されつつあります。当日予約の予約枠開放時間が公開され、その直後に取りやすくなるというものです。空き枠先着予約のように待たされる可能性があるため、事前にセッションを持続させておくと良いかもしれません。
万博、パビリオン予約激戦→新展開「ガンダム方式」が話題 「モンハン」「ヘルスケア」「null2」など採用

また、ブラウザにスクリプトを埋め込んで当日予約時のフィルタリングをやりやすくする裏技が公開されています。以下Xの投稿をご覧ください。

ミャクミャクリワードプログラム抽選

続いて、ミャクミャクリワードプログラムでの抽選についてご紹介します。

ミャクペ!という公式のキャッシュレスアプリでは、チャージした金額や、キャンペーンに参加した際に、「経験値」というものが獲得でき、これに応じてミャクミャクリワードプログラムのランクが変わります。

このランクに応じて、別途抽選券が獲得でき、2か月前抽選や7日前抽選とは別枠の抽選に参加することが出来ます。また、当選確率もランクが高いほど高いといわれています。

こちらは、以下に示す期間で抽選が行われます。経験値等の詳細は公式ページからご確認ください。

私は、引っ越し時の家電を現金をチャージしてミャクペで購入することで大幅にランクを上げるようにしました。ミャクペは、クレジットカードのタッチ決済に対応している店舗であれば、ほとんどどこでも利用できますので、日常の買い物に使うだけでかなり経験値がたまると思います。

抽選のほかに先着でも予約できますが、あまりにも難しく、最適解がまだ発掘できていないのでここでは先着は割愛させていただきます。抽選は、2か月前抽選などの日と同じような日を狙うとよいです。というのも、ミャクミャクリワードプログラムも今はほとんど発掘されてきているためです。

最上位のレジェンドでも、休日だと2枠取れたのですが、ほとんど落選してしまいました。やはり人の少ない時間帯や平日を狙うのが良いと思われます。

なお、ミャクミャクリワードプログラムでは時間帯があまり柔軟でないパビリオンがほとんどです。最適解発掘はやはり難しいですね、ランクを上げるしか選択肢がないように思います。

海外パビリオン独自予約システム

下記のパビリオン・施設は独自の予約システムを導入していますので、参考までに、各リンクを確かめてみてください。こちらでの詳細な解説は割愛します。

施設名予約サイト備考
イタリア館Italy Expo 2025 アプリ
Android
Apple
予約新規受付停止中
ウズベキスタン館ウズベキスタン館 公式サイト一時的に利用停止中
くら寿司公式サイト当日のチケットが必要
フードコート公式サイト

◎予約はなくても楽しめる

予約ですが、正直なくても楽しめます。行きたいところに並べばいいんです。ガチ勢はみんな予約してるので、その分並ぶ時間自体も短縮されていることが考えられます。

複数人で行けば、並んでる時間に話したり、ゲームしたりなどで時間をつぶすとよいでしょう。映画を事前ダウンロードしておくのも手です。

雨の日はポンチョやカッパが良いでしょう。風は強いので気を付けてください。わざと雨の日を狙うこともありかもしれません。あきれて徐々に人が減っていきますw

ほとんどのパビリオンが並べます。しかし一部先着何名という風に決められているところもあるので、注意が必要です。各パビリオンの情報は、以下の非公式マップがおすすめです。ただし、情報は随時更新されるので、行きたいところは事前に調べておくとよいでしょう。

まとめ

いかがでしたか?今回は、パビリオンの予約方法などについて詳しく説明させていただきました。

正直なところ、本当に行きたいパビリオンがなければ予約なしでも十分楽しめるので、最初は予約なしで行くのがいいかもしれません。

なので、予約に外れても絶望せずに、楽しんできてくださいね。

それではまた、次の記事でお会いしましょう。GoodBye!!

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